先生〜、「傷」はコンテンツに入りますか?

毎日日記を書くと言っていながら、この数日間完全に止まっていた。

詳細は伏せるけど、人生最大レベルに精神を磨耗するイベント(以降、『磨耗イベント』と表記)があって、精神的にも時間的にも余裕がなかった。

結局磨耗イベントは無事終わりを迎え日常が戻ったのだが、そこでの気付きを書こうと思う。

磨耗イベントの内容については終始明かさずに書くので読んでもたのしくないかもしれないがそれはごめんなさい。

完全に自分のための備忘録です。


今回気づいたことは、僕はメンタルに負担がかかった体験をアウトプットするのが好きかも、という仮説。

磨耗イベントが起こっている最中、マンガ関係の仕事で支障が出たので、今起こっていることを日記のように書いて関係ある人に共有していた。

言い方を選ばずいうと、その日記はウケた。

僕の作り出した全てのものの中で一番面白かったとまで言われた。

その中で何が面白かったか聞くと、「精神が追い詰められているときに、それを俯瞰しているお前の思考が面白かった。もっとひどいことが起こったときにどう感じるのか見たくなってしまった」と言われた。

なるほど・・・

たしかに自分でも、なんか大変なことが起こっているときにメタ視点で見ている自分のことは何となく好きだった。

目の前の事態に翻弄されつつも、出来事として捉えたときにどう転んだら面白いか?を考えてしまう癖はあった。

読み手としても、かなり苦しい状況にいる人が書いたエッセイを読みたくなってしまうし、不謹慎かもしれないが病みアカのツイートにも不思議な魅力を感じて定期的に読みあさってしまう。

僕はメンタルが傷ついたときの心の動きに興味があるのかもしれん。

まだ全然うまく整理できてないけど、自分の興味の在り処がなんとなく分かったのはありがたい。

これからの創作に上手く生かせないかなぁと思っている。


ちなみに磨耗イベントの日記は、完全に笑い話にできるほどの時間が経つか、僕に1万円くれた人には公開しようと思う。

僕が有名になった後「秋野ひろは俺/私が育てた」と公言できるようになります。