4,誤読を防ぎた〜〜〜い


このツイートから数日。


すでに感想みたいなリプをいくつかいただいた。

多分、noteに意図をまとめたものを読んでくれて、それに反応してくれたのだろう、と思う。

それを見て思ったのは、僕の意図うまく伝えられてなかったんやな〜ということだった。


感想は大体こんな感じのが多い。

「芸術は人それぞれ違っていていいし、賞に落ちたからって価値がないわけじゃないってことですよね」

僕もそう思うけど、今回伝えたかったことは「児童画展と学校の美術教育の相性の悪さ」だ。

多分僕の意図は理解されてないと思う。

ただ、こういう誤読が起きやすいと気づけたことの価値は本当に大きい。

感想くれた人ありがとうございます。


で、誤読を防ぐということについて考えたときに、こんなことを思い出した。

僕を含め数人で集まって「10分でお題に沿った漫画を描く」という活動をしていたのだが、ある日羽賀さんの言ったことが印象的だった。

「一万円を躊躇なく拾う中学生」がお題のときだった。

羽賀さんはメインとなる少年の隣に、不安そうな顔の少年を並べて描いたのだが、それにはこんな意図があったらしい。

狙ったものを見せるためには、それ以外の「誤読になりかねない感想を摘み取る」ことが大切。

この場合、メインは当然右側の少年だ。

だけどそれだけを描くと、見たときに「1万円を拾って交番とかに届けなくていいの?」という気持ちの方が強くなりかねない。

だから隣に、その思いを代弁する少年を立たせ、メインの少年に注目できるようにした、とのことだった。

無意識に発生してしまう誤読を前もって潰すことの大切さを実感し、なるほどなあと思った。


今回僕が意図と違った感想を受けたのも、この無意識に発生した誤読のせいだと思う。

僕のマンガの冒頭でわかるのは、「美術教育勉強してる奴が、児童画展にケチをつける話」ということだ。

もともとTwitterでは「作品を誰かが評価するなんておかしい!」的な思想がちょくちょく流れる。

マンガの冒頭で、作品を審査することへの批判の話だとだけ捉え、さっき書いたような思想をもともともっていた人が反応したと思われる。


伝えるのむずすぎ。

でもかなり大きいヒントは得られた気がする。

「今回は美術平和派の話がしたいんじゃないんです」って伝える描写をどうにか作ろうと決めた。

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僕が有名になった後「秋野ひろは俺/私が育てた」と公言できるようになります。

キュン
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マンガ家。コルクインディーズ。描きたい感情、描いたマンガのアーカイブ、日記に使いがちです。

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