秋野ひろ

マンガ家。コルクインディーズ。描きたい感情、描いたマンガのアーカイブ、日記に使いがちです。

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マンガ家。コルクインディーズ。描きたい感情、描いたマンガのアーカイブ、日記に使いがちです。

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記事一覧

幻覚を見てみた感想【ガンツフェルト効果】

【日記】ラッキーとの距離

熱中させられたがり(ひゃくえむ。)

【宣伝】自慰行為とパラダイムシフト

幻覚を見てみた感想【ガンツフェルト効果】

今月のはじめ、「薬物を使用せずに幻覚を体験する方法が話題」という記事がバズっていた。 調べてみたところ、準備物も安価で、方法も手軽だった。 僕はこれまで幻覚を見たことがない。 どんなものなのか興味がわき、本当に見られるのか試してみることにした。 【幻覚を見るにも準備から】 幻覚を見るための手順は、大きく分けると 1、視界を真っ白にするためのアイマスクをつくり 2、YouTubeで流したホワイトノイズを聴きながら待つ というものらしい。 まずはマスクをつくるこ

【日記】ラッキーとの距離

 中学校に入学したとき、それまで同じ環境にいた小学生はひどく幼く見えて、逆に高校生は別の生き物くらい大人に感じた。  でもいざ自分が高校生になっても実感はなくて、今まで通り年下は子供に、年上は大人に見えるだけだった。  大学2年生になった今でも、僕は中学1年生のときから何も変わっていないような気がしてしまう。  内側から変化を見るのは難しい。気付くためには、自分の外に基準をつくって照らし合わせないといけない。  誕生日やお正月みたいに、去年の自分との変化を実感できるイ

熱中させられたがり(ひゃくえむ。)

何かに熱中したい。 少年マンガの主人公みたいに、これが自分の全てだと言えるような存在を見つけたい。強い達成感がほしい。 小さい頃からそんな願望があった。 一方で、自分の中だけでさえ、絶対的な価値を持ち続けるものなんか無いという諦めもあった。 好きなバンドの新曲も、2回目に聴くときには、いつか飽きて今ほど興奮できなくなることを想像してしまう。 気になる異性が出来たときも、勝手に期待して落ち込むのが怖くてまず嫌いなところを探してしまう。 健康的な食事や安全管理も、心のどこかで

【宣伝】自慰行為とパラダイムシフト

 先日ネーム作品(https://corkbooks.com/articles/?id=2913&userPage=0&userSort=1)を描いた。  テーマは少し未来の水泳マンガだ。主人公は、生まれつき無かった両脚を手術により得た少年。高校の水泳大会でも県内トップの実力を見せ、周囲から大きな賞賛を受ける。しかし障害のクラスでは全国一位の称号を博していた彼は、むしろそのギャップに悩む。  去年の初夏に出てきたアイデアを二度リメイクしたものなのだが、どうしてこんな設定にし